[ゼミ生企画]前向きにいこう!伊藤純菜のカナダ留学体験インタビュー

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一問一答

——こちらのコーナーでは、本編に入りきらなかった留学に関する情報を、伊藤さんとの一問一答形式でお届けします。

・文学部英米文学専攻の場合、留学すると留年必至?

 →YES。交換留学先で取得した単位は慶應の単位に交換できるが、英米文学専攻が留年しなくてはならないのは、ゼミの単位を絶対に取らなければならないから。例えば法学部政治学科のように必ずしもゼミに入らなくてもいいところであれば、ゼミの単位の分を他でカバーできるが、英米ではゼミの単位が進級に必須の科目にあるためどうしてもカバーができない。

 卒論の提出も、慶應に在学している状態かつゼミに入っていないと受理されない。

(※この制度は今後変わるかもしれないので、留学に関する最新の情報は学生部等に確認してくださいね!)

・留学にGPAは関わってくる?

 →YES。まず一つに交換留学するための最低GPAがある。もう一つは、行く大学によって必要なGPAが違う。例えばアイビー・リーグのような大学は要求GPAが非常に高く、またIELTSかTOEFLの要求スコアも高い。全体的に、アメリカ、カナダ、イギリスなど人気の場所は要求水準が高い。

 ただ私はGPAが足りず、「合格は出すが、行くまでに必要GPAに達するように」という条件付き合格で通った。同じように、語学のスコアが低ければ、「行くまでに指定の点数を取るように」というのがある。

 ちなみに私は留学に行くまでにGPAが結局足りなかったのだが、行けた(本当は三年生の夏にハワイ大学に留学予定だったのが、コロナ流行で中止になってしまったため、そういった事情も手伝っているかもしれない)。

(※もしGPAが足りなくても何とかなるかもしれないので、ひとまず交換留学を考えている人は学生部に相談しに行きましょう!

・留学で留年するのは辛い?

 →NO。懸念していたほどではなかった。カナダにいた時に同期のみんなの卒業写真を見たが、フラットに受け入れられた。カナダに行く前は「(みんなが先に卒業するのは)さみしいだろうな」と思っていたが、写真を見ても「みんな袴かわいい」と思うくらい。みんなはみんな、私は私、なので案外やってみれば平気だった。

・留学は就活に有利になる?

 →ある程度は、YES。留学に行く人はたくさんいる。その中でもちゃんと志を持って留学して、実際に志を行動に移していればとても有利だと思うが、行っただけではそれほど有利にはならないと思う。ただ留学した学生が出られる就活イベントや留学生向けのエージェントなどが活用できるので、そういった意味では有利かもしれない。

 しかし、どこに就職したいかにもよるが、就活のためだけに留学に行くのはコスパが悪いと思う。それくらい、慣れない環境に身を置く留学生活は大変。

・留学中にどこかへ旅行に行った?

 →YES。カナダのモントリオールと、アメリカのサンフランシスコ、マイアミ、シアトルに行った。ただ北米は旅行の行き先が限られるので、留学中にたくさん旅行に行きたければヨーロッパの方がおすすめかも。サッカー観戦のためだけにイギリスに行ったり、オランダからドイツまでバスで行ったりという話を聞くので、楽しそう。

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